銀行融資を受けることがなかなか難しい中小企業にとって、売掛債権をすぐに現金化できるファクタリングは救世主で有力な資金調達手段です。売掛債権を買い取ってもらうため借金にはならず、事故情報が登録されている状態でも問題なく利用することができます。
そんなファクタリングを提供している会社は、近年増加傾向にあります。もともと日本では手形取引が主流であったためファクタリングはあまり馴染みがありませんでしたが、売掛金の有効活用という観点から現在は注目されているのです。
ファクタリングを提供する会社が増えている今、気になるのはどの会社を利用すべきかということ。一口にファクタリング会社といってもサービス内容は会社によって異なるため、どの会社でもいいというわけにはいきません。ファクタリング会社にも、選び方があるのです。
ファクタリング会社の選び方として、参考にして頂けたらと思います!
ファクタリング会社を選ぶポイントは!?
①自社の状況を判断した上でファクタリング方法を選択
※ファクタリングは2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの取引が主に行われています。
☆手数料が多少かかってしまっても早急に現金化したい!
☆取引先企業にファクタリングを利用している事を知られたくない!
この場合は2社間ファクタリングをオススメします。
☆手数料は抑えられるのであればなるべく抑えたい
☆早急な現金化ではなく1ヶ月以内に現金化できればいい
☆取引先企業の同意が得られる
この場合は3社間ファクタリングをオススメします。
②現在お持ちの債権の種類は?
医療債権、建設業債権など業種債権と呼ばれる債権の場合、買取額がファクタリング会社により異なる場合があります。当該債権の得意なファクタリング会社を探してみましょう。
③現金受け取りまでにかかる日数
即日入金、最速スピード入金等のプランの場合手数料が高くなる場合があります。
また、審査が長引く可能性を考慮し、余裕を持ったお申込みを行いましょう。
④ファクタリング業者を絞っていく
①~③で該当するファクタリング会社を探しましょう。もしあてはまるファクタリング会社が多い場合はホームページなどを見て3社以内に絞りましょう。
⑤相談も兼ねての見積もりや質問をしてみましょう
条件の合うファクタリング会社がみつかったら、無料相談と見積もりを申し込みましょう。
また何か不安や聞きたい事があった際は合わせてこの時に聞きましょう。
⑥ファクタリング会社の決定
最終的な手取り額や入金される日程を確認し、もし何社か無料の見積もりを依頼していたらこの時に比較し、最終的にファクタリング会社を決めましょう。
会社選びは比較が重要!
ファクタリング会社選びで最も重視したい項目は資金調達までに掛かる日数ではないでしょうか?
ファクタリング会社によって、即日現金化を可能とする場合もあれば、早くて翌日現金化という
ケースもありますし、3営業日以内としているところもあります。
もちろん、調達までの日数ではなく、利用する上で発生する手数料の安さを
重視したいという場合もあるでしょう。
仮にファクタリング会社3社に見積もりを出し、現金化までのスピードや手数料に
差がないとしたらあとは何でファクタリング会社を選べばよいと思いますか?
私は担当者さんの対応だと思います。
この方に相談して素早く対応して貰えるのか?
本当にうちの会社の内情を理解して貰えているのか?
少なくとも数か月は付き合いがあるわけですからその辺も合わせて会社選びの
ポイントとして見てみて下さい。
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